髙田 晃央– Author –
-
解説
SNS投稿における脅迫罪・強要罪の成立要件と法的手続
はじめに SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、現代社会における主要なコミュニケーションツールとなりましたが、その匿名性や拡散性の高さから、他者に対する攻撃的な投稿が深刻な社会問題となっています。単なる誹謗中傷にとどまらず、相... -
離婚・男女問題
日本の離婚手続きについて:協議・調停・裁判それぞれの流れと要点
はじめに 夫婦関係を解消する「離婚」は、当事者にとって極めて重大な身分上の法律行為です。日本の法制度では、離婚に至る手続きとして、主に「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」という3つの方法があります。これらの手続きは、当事者間の合意形成の度... -
解説
リベンジポルノ被害に遭った場合の法的対応と加害者特定、損害賠償請求の流れについて
はじめに 交際相手などから、過去に撮影された私的な性的画像や動画(以下「私事性的画像記録」)を、本人の同意なくインターネット上に公開される、いわゆる「リベンジポルノ」の被害が深刻な社会問題となっています。一度インターネット上に流出した画像... -
解説
2023年法改正|CBD製品は違法になる?弁護士が大麻取締法を分かりやすく解説
はじめに 近年、リラクゼーションや健康維持を目的として、カンナビジオール(CBD)を含有するオイル、ベイプ、食品などの製品が急速に市場に普及しています。その一方で、CBDと同様に大麻草(カンナビス)に含まれる成分であるテトラヒドロカンナビノール... -
解説
逮捕の要件とは?逮捕されやすいケースと回避する方法を弁護士が解説
【この記事の結論】 逮捕には「逮捕の理由」(罪を犯した相当な嫌疑)と「逮捕の必要性」(逃亡のおそれ又は罪証隠滅のおそれ)の2つの要件が必要です。 罪を犯した疑いがあるだけでは、逮捕は認められません。 逮捕の必要性は、事案の重大性、被疑者の生... -
解説
保釈金の金額はどのように決まるのか?
はじめに 刑事事件で起訴された被告人が、身体拘束から一時的に解放される制度として「保釈」があります。保釈が許可される際には、ほとんどの場合、裁判所に対して「保釈保証金(以下、保釈金)」を納付することが条件とされます。ニュースなどでは「保釈... -
解説
不同意性交等罪の成立要件と不起訴処分の可能性
はじめに 2023年7月13日に施行された改正刑法は、性犯罪に関する規定に大きな変更をもたらしました。特に、従来の「強制性交等罪」および「準強制性交等罪」が統合・再編成され、新たに「不同意性交等罪」(刑法第177条)が創設されたことは、処罰対象とな... -
解説
名誉毀損の時効は何年?刑事の公訴時効・告訴期間と民事の損害賠償請求権を弁護士が解説
はじめに インターネット上の誹謗中傷に対して法的措置を検討する際、避けて通れないのが「時効」の問題です。 名誉毀損の時効には、刑事上の時効(公訴時効・告訴期間)と民事上の時効(損害賠償請求権の消滅時効)の2種類があり、それぞれ期間も起算点も... -
解説
AI生成画像と肖像権侵害|実在の人物の無断利用は違法?弁護士が解説
【この記事の結論・要約】 ・AIで生成された画像であっても、実在の人物の容貌と同一または酷似していれば、肖像権侵害が成立する可能性があります。・肖像権侵害の判断は、生成画像と実在の人物との「同一性」「結びつき(関連性)」「利用態様」「故意・... -
雑談
裁判員に選ばれたときの話
はじめに 今回は裁判員について解説します。といっても、他のコラムのように法的に詳しく解説するというよりも、私自身が裁判員に選ばれた時の経験談を軽く書いてみます。 裁判員制度の概要 1.裁判員制度とは とはいえ、どのような制度なのかについて、...